ここ最近のあこお婆わん、全然鳴かなくなっちゃいました。
この1~2週間くらいウンともスンとも鳴かない。

パジャマ着てます
あこは子犬時代からよくしゃべる犬で、それは母があこにいろんな話をして話しかけてたようで、自分も人間だと思い込んでしゃべってたようなんです。
例えば、
- 早く→はよー
- 行く→いこー
- いらない→いらん
- おとーちゃん
- おかーちゃん
なんてのはいつものことでした。
一番印象に残ってるのは
あこと遊んでいた時にあこが興奮して
「あーあーあうあう」
と言い出したので、
喉をトントンして
われわれは宇宙人
などと何回かして笑って遊んでいたら、
いきなり
「もーせーへんっ」
って言って怒ったんです。
その場はもちろん大爆笑だったのですが、
それ以降、金輪際宇宙人はしてくれなくなりました涙
あこに宇宙人をやろうとすると横目でジロリされます。
話がそれました。
夜鳴きは激しかったシニア犬あこ

笑いながら駆け寄るあこ
最近こそ吠えないのですが、あこは昔からよく吠える犬でした。
夜鳴きは毎日あり、家族が側についてたことも何度かあります。
数週間前までは、
夜中12時半
夜中3時
明け方4時
明け方5時
などの時間の夜鳴きなんてのは毎日。
この時すでに余命宣告されていたので、必ずあこのそばに行って付いていてやるか、おしっこに連れ出すかすれば鳴きやんでいました。
なぜ鳴かなくなったのか?
あこお婆わんが、なぜ鳴かなくなったのか?
それは一言でいえば悲しくなりますね。
体力も落ち、筋肉がなくなり、食欲も落ちて痩せています。
嚥下力も少し弱くなっているようで
喉につかえるような仕草も最近ではするようになりました。
家族がいつも一緒、鳴く必要がない
これは私の勝手解釈ですが。
若い犬の無駄吠えは、無視した方がいいと言われます。
吠えると要求を聞いてくれるからまた吠えてしまう、という理由ですよね。
しかし、ある程度末期を迎える老犬の無駄吠えにはとことん応えてやるというのが私の考えです。
すぐにそばに行けない時は声掛けをしたり、いつも一緒だよということを伝えて安心させてやることが大切かなと思っています。
そして、話かけながら撫でてやり触ってあげること。
老犬にとって一番つらいのは、知らん顔されることだと思います。
いつも一緒やで、いつもあなたのそばにいるよと老犬に安心してもらう。
もしかしたら、あこが鳴かなくなったのは家族がいつもそばにいてくれるとの安心から鳴く必要がなくなったんだとしたらいいよなーーと思っています(⌒▽⌒)
しかし、自分も老化して
沢山の楽しい思い出も全部覚えてないのが寂しいですね。